僕にとって、ちょっと不思議な世界線でした。
でも、なんか、すごい人間ドラマやなって思いました。
その人間の「泥臭い、薄汚い、狡猾な、だけど臆病である人間の様」を描いているように思います。
それらをわんちゃんを🐶通して記す映画。
あれですね、私たちが動物を見て癒されることがあるのは、彼らの曇りない眼を見るからなんですかね。
優しい目を向ければ優しい目を返し。
酷い目を向ければ酷い目を返す。
そんな正直な様を見て我々は、普段の人間たちの臆病さ故の露悪さが刺激されて癒される、のかもしれませんね。
----
人間vs犬
という、強者vs弱者、
の構図とも取れるかもしれません。
そして弱者が反乱を起こす物語。
ありきたりであると非難されるかもしれません。
しかし、犬という言葉を使えない存在の反乱を示すのは新しい視点ではないでしょうか。
加えて、最も人間に親しい動物である犬。
彼らが氾濫することは、ただの反乱映画とは違う気もします。
古来からパートナーとして生きてきた人間と犬が仲違いする。
今のこの時代になぜ。
そこを掘ると深い洞察を得れそうな、、気がします。笑