とん

ジョン・ラーベ 南京のシンドラーのとんのレビュー・感想・評価

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南京虐殺は日中共同研究で結論がすでに出てる
虐殺の事実は疑いようもなく、犠牲者数は混乱もあり数万から十数万だろうと見積もられている
中国の三十万は軍の混乱や間接的な犠牲者も入れているだろう
まあ、そもそも日本がそこまで侵略しなければ発生しない犠牲だったけどね
というか数は大事か?
虐殺があった事実はとっくの昔に日本も含めて結論づいてるんだから
この日記も研究対象の一つだったでしょう
近代史で日本の蛮行を一ミリもやらない義務教育
片やドイツは完全にナチスを教え込み、蛮行を若い世代に伝えている
大本営の隠蔽は今の日本にもあるんだな
全体主義日本がこれを上映しないのもある意味国民による検閲、ひいては正しい世界史を教えない国による間接的な検閲だろう
フィリピンで終戦を知りつつ敢えて投降せず、敵意のない地元の民間人を30人殺し、120人ぐらい怪我させた小野田少尉がいたね
現地人を土民と見下し、平気で殺害する風潮は軍部に当たり前にあったんだろうな
帰国後のインタビューでも差別用語を使って誇らしげに語ってたけど

もう一度いうが虐殺は日本含めた正式な共同調査で犠牲者数に幅はあるものの蛮行自体はあると結論づけている
犠牲者数がどうとかいう論点ずらしの歴史修正主義者は人として終わってる
この作品はそういう人間には何も響かないだろうな
残念
とん

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