あの小泉八雲の短編が原作で、紛れもなく怪異譚･･･独自のタッチでの短編を料理をする秋原正俊監督、今回も美しい映像に怪しげな音楽で、きっちりと異空間へ誘う。

しかし、ポイントで疑問符が多く、何だか展開がしっくり来なくて･･･そんな中に、ご当地色を放り込むので、全体の出来は微妙だが、小品的な74分の括りなら許せるのか。

そう、隣県の八戸市に、我が県の久慈市、共に怪しく見えるかもしれないが･･･風光明媚で、海の幸が美味しい土地なのでがんす。

なお、キャストでは、温水洋一･･･元来ホラー向きなので、ハマってはいました。
さらには、田丸麻紀に烏丸せつ子らの美女にニヤリだが、加藤夏希はもったいなかったなぁ。

　　
リクエスト上映にて鑑賞。
監督挨拶に日本酒利き酒飲み比べ、さらには上映後
秋原さんから日本酒の提供があった、それはそれは
至れり尽くせりの上映回であった。
秋原さんは、本作の原作者”小泉八雲”を卒論の導入にも用いている。
しかも本作「伊藤の話」は秋原作品30作の中で、最も興行成績が良かった作品。
秋原さんもいつになく力の入れようだ。
独特のタッチで描かれる秋原作品もついに30作のアニバーサリー
どうか、現在公開中、「河童Ⅱ」に足を運んでいただきたい。
私もちゃっかり出演してますが、
殆どの人が特殊メイクなので、スクリーンど真ん中にいるのに
きっと気づかれない’`,、(’∀`) ’`,、
7月公開「忍性2020」と最新31作目では、人間役であろうと思うので
きっと認識できると思います。ヾ(*´∀｀*)ﾉ

まずその前に河童をよろしく。





2019.8.18　　池袋HUMAXシネマズ

この世で一番つまらない映画の可能性もある