観た回数:1回
直近の鑑賞:Netflix(20.07.13)
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"やりすぎだ…。先生を食べちゃダメだろ"
【STORY】
全てはチキンナゲットから始まった…。
ゾンビ化した小学生の軍団に追われドタバタする教師達を描くゾンビコメディ。
【ひとことまとめ】
●子供でも群がれば脅威!
●変人ばかり!個性的な教師達
●噛み合わな過ぎる会話にクスクス
●終盤はだいぶ消化不良
【感想】
小学校を舞台に、子供がゾンビになって襲ってくるという可愛めのゾンビ映画でした。
まあ可愛めとは言っても、内臓を食い散らすといったゾンビポイントはしっかり押さえてきます。本当にグロが無理な方は意外と嫌なのかもしれません。
原題"Cooties"の意味は、日本でいう"えんがちょ"だそう。笑
「感染していく小学生ゾンビ」の映画にぴったりのタイトルですね。
1人1人は小さな子供でも、群がれば大人を食い尽くしてしまうゾンビ達。教師達も為す術なく逃げまわります。
そんな教師達が実に個性的。クセの強い教師達の一切噛み合わない会話にはクスクス笑いました。
中でも、今作では脚本を担当したリー・ワネルが演じた教師ダグがぶっ飛び過ぎ。
あまりにシュールなので、彼の会話のテンポの悪さには好みが分かれそうですね。
序盤は僕も結構笑ってましたが、中盤から飽きてきてちょっとくどかったです…笑
グダグダ感の笑いが売りの作品って、終盤までゲラゲラ楽しみにくいのがネックですよね。
飽きてきた状態で、しかも真新しい事もあまり起きない終盤はワクワク感も薄れてしまい「うーん…」って感じ。
ただ終盤、カラフルな空間で周りを囲む子供達が高笑いしている構図は好きでした。
イライジャ・ウッドが「ホビットかよ」って言われるくだりは笑いました。