本当によかった。もっと早く観てればとつくづく思った。
橋口監督が描く共同体の在り方や、人の大きな変化ではなく、小さくだけれど少しずつ頑張ろうと寄り添ってくれるような描き方が本当に好きだ。
3人のとても現実的で、観ていて痛々しくなる設定だけれど、どこか目を背けている自分を鏡に映し出しているようで辛くなってしまう。けれど、橋口監督はその中にも優しさや、愛情があって、見てる人を絶対に置いていかないから、こんなにも彼の作品を愛する人が多いのだと気付かされた。
アツシの仕事の先輩の言葉、本当に涙が出てしまった。
少しづつでいい。前に進もう。
