うーんどうしたもんかね、どうしたら良いかね、この主人公。
なんて思いつつの鑑賞。
30年くらい生きてれば遅かれ早かれ何かしらの不幸には誰しも見舞われる訳で、
じゃあ皆んながこんなに自暴自棄になっていいのか?
って話になる。
それじゃ社会は成立しない。
都会では皆んなが、
何かあっても面に出さずにロボフェイスで切り抜けていく。
それが都会の冷たさでありスマートな部分だと思う。
(私は悲報聞いた時、崩れ落ちて大泣きしてしまったシティガール失格者だけど笑)
人生うまくいってる人からすれば、主人公のタイプの人間は
厄介者って扱いされて友達でも離れていくから、友達選別するいい機会だろうな。
自分が弱ってしまった場合の対処法は、
作中に出てくる上司のような人間を探すか
自分に声をかけてくれる人を無差別に愛すか
ペットを飼うか
2次元の世界に身を置くか
とにかく今自分が何の装備を身につけているのかを見直す必要がある。
怒りや悲しみに身を任せて、誰かのせいにしていては、今ある物を見直す事ができない。
自殺するよりは薬やドラッグに逃げるのも1つの手ではあるけど、そんな人間が使用したところで飲み込まれて即終了。
弱ってる人間は薬やマルチ宗教の格好の餌食だからねぇ。
災害でもない限り、人生のどん底のタイミングって皆んなバラバラで、誰かしら心の余裕や優しさを撒ける人間はいるから。
どん底を経験した人生のパイセンを探そう。
程よく大者使ってて、出てくる人間の顔レベルとかが抜群だったのと、BBAのトキメキみたいなのが笑えたのと、
部屋が皆んないい感じに生活感出てたのと音楽は良かった。
ラストは明るい終わり方。