給食にアルコールが混入され、ひとりの先生と生徒3人が教室で二日酔いの朝を迎えた。
目覚めた彼らが目にしたのは、肉を噛みちぎられ、穴の空いたスクール水着姿の女子生徒・かし子の死体だった。
亜紗美とあやなれい主演で贈るパロディシリーズ。
一目見て分かるとおり、タイトルからパッケージまで『白ゆき姫殺人事件』をパクった作品。
ただし内容は似ても似つがず、パロディ要素などは一切ありません。
あえて言うならSNSって単語がいっぱい出たくらいか…。
これは単純なクソ映画というだけでなく、こんな”つまらなさ”すら人間は深層心理に隠された、「見たい」という欲に駆られて、この作品を支持してしまう。
と...決して私自身が支持しているわけではないので誤解しないでください。
こんなのばかり観てると体の具合も悪くなります。
もう予告からふざけていて、ミステリーの根幹である犯人役を決める楽屋裏みたいなのが予告です。
犯人を撮影現場で決めるとかワケわからん。
なんだかアドリブ劇っぽいですが、これを観るなら『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』を観た方が100万倍は時間を有意義に使えます。
内容は一応殺人事件から始まるのですが、それがゾンビの話になっていってカオスに。
ホラーでもサスペンスでもなく、コメデイっぽい雰囲気だなと思いました。
でも一応ジャンルはホラーサスペンスに入るのかな…。
基本的に教室内で繰り広げられるシーンが大半なので、世界観はかなり狭いです。
全体的に尺が長いと思うんですよね。
こんなつまんないのに。
ゾンビのクオリティもやばめ。
『ビッグフットvsゾンビ』とどっこい…。
70分の作品だが、つまんなすぎてスゲー長く感じた。
2回くらい意識不明になりました。
キャストは亜沙美ねーさんはさすがに上手いかな。
でもちょっと彼女のスクール水着は見てられません。
亜沙美ねーさん以外のキャストはどーでもいいです。
まるでバラエティー番組の1コーナーを観ている気分でした。
手作り感溢れる映画ということだけは評価致します。
ちなみにアクション、エロはありません。
出演者コメントによると、撮影期間は2日とのこと。
というか、何故こんなものを観ているのかとふと我にかえり、虚無の極み。