1973年の映画だと考えると「星4.5」くらいの映画だと思うし、観ればみるほど評価したくなるスルメ系の作品だと思います。
73年の作品にもかかわらず、カメラワークとか音声とか色々と観やすかったことには驚きました。また、昔の作品だからかテンポ感もよく、無駄なシーンもほとんど無くてとにかく観やすいに尽きると思います。
ただ、個人的には登場人物が多すぎて人物を把握しきれない間に次々と死んでしまったり、広島弁が早口で何言ってるかわからないがとにかくキレてるのはわかる!みたいな感じで、勢いとノリだけはリアリティがありました。
任侠作品の始祖であり、ここから色々と始まっていると思うと考え深い作品です