麻婆

サーカスの麻婆のレビュー・感想・評価

サーカス(1928年製作の映画)
5.0
チャップリンが面白いのはまあそうなんだよもう、ゲラゲラ笑った。

私が1番理想とするエゴを抜き取った愛の形はまさにこれ。エロスとアガペーの融合と対立、そして最後には必ずアガペーが勝つ。まあ何よりも祈り。1番大事な人間が自分を望まない限り介入するつもりはない、おまもり。自己犠牲にも見えるが、結局好きすぎてエゴから解放されていくのはわかる。少なからず、自分と特別な相互関係(パートナー)になる人にはエロスが強くなるので、愛の純粋性とか、そういうものは理想とする愛の形より弱くなるなと。しかし自分の手で相手と向き合うことはできる。
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