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サーカスのYSKのレビュー・感想・評価

サーカス(1928年製作の映画)
3.4
チャップリン史上に残る傑作のひとつ
警察官にすりと間違われ、逃げ込んだサーカスのテントで恋に落ち、彼女のハートを射止めるため入団するお話

冒頭のちょこまかした逃亡劇からミラーハウスでのひとまくを経てサーカスへ入団してからはライオンと戯れたりはるか上空でパフォーマンスを見せたり、しかし完璧超人でもなんでもなく恋敵の失敗を祈り大笑いするイヤな面もあったり
全くと言っていいほど聖人君子でもなければむしろ小物臭さばかりが目立つものの、その等身大のキャラクター像がとても愛おしいのがこの頃のチャップリン作品の良さなのかもしれないなあと思いました
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