TaT

ザ・トライブのTaTのレビュー・感想・評価

ザ・トライブ(2014年製作の映画)
4.0
全編手話の実験的映画。環境が作った暴力が静かで残酷。主人公達が無駄に自分を磨り減らしている姿が痛ましく、すがるような性への渇望も切なかった。音楽もなくて、静かに響く足音が少しずつ倫理観を失っていく主人公を暗示しているようで印象的でした。字幕がなく想像力で手話を追っかけるため、結構疲れる映画です。
TaT

TaT