タコ社長

知らない町のタコ社長のレビュー・感想・評価

知らない町(2013年製作の映画)
4.0
視界と記憶と意識の狭間に食い込んでくる映画でした。イメージの広げ方がとても心地よくずっと触っていたくもありました。「影」は恐れでもあるけど常に何者かが見てくれているかもしれないという期待を与えてくれるのか。町の至るところに隙間があり人間もまたそれを便りに生きているのかもしれないですよね。地図の上をさ迷う蟻は私たちのようです。安部公房や映画『インターステラー』を思い起こしたりもした。土地と家に集積していくもの。
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