囚人13号

チャップリンの放浪者の囚人13号のレビュー・感想・評価

チャップリンの放浪者(1916年製作の映画)
3.7
バイオリンを奏でるチャップリン。

ユダヤ教徒やジプシーなど様々な人種が登場するが、囚われていた女を助け出すも自分はただの文無しであるため恩人にはなり得ない、何か人魚姫のような寂しいキャラクターは幾つかのキートン映画も同じ。
チャップリンの存在が受け入れられる結末は後の長編でも例があるものの、またそれは一時的な幸福でしかないということを敢えて幸せなまま終わらせることで示唆している。
囚人13号

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