他者との対話や分かりあうこと、傷つきの問題という主題が後の作品に通じていたり、コメディの側面だったり無難に面白くはあったが演出もショットも洗練されていなかった。
「NOT THE END」はベタだけど真だし「これからもきっとごめん」も合わせて良かった。儀式としての結婚式での誓いとリハの後の本音の対話。ああやって喋ったのだからふたりは大丈夫だと思う。
河井さんの声が本当に素晴らしい。
俺たちの長岡亮介は既に色気が凄い。
気まずさの笑いが今泉力哉タッチだなぁと思って観ていたら参列者役で今泉さんがクレジットされていて驚き笑った。(『天国はまだ遠い』の瀬田さんと同じパターンでウケた)
『悪は存在しない』の巧、花親子のおんぶの凄すぎるショットはこの作品の最後のエリナのブラッシュアップ版なのかしら。