一瞬の交錯。悲劇を導く悪戯。
ずっと気になっていたデンマーク産ベストセラー・サスペンスの映画化。妻は原作も数冊読んでたらしい。序盤から北欧らしいクールな映像と重厚さがいい。
独断専行型の刑事カール、応援を待たず部下2名と殺人現場に踏み込んだ所で銃撃に会い、責任を問われ、迷宮入り事件の整理係に左遷される。
そこで5年前の女性の自殺事件が目に留まり、勝手に捜査を始めるが・・・。
5年間も閉じ込められている被害者と、悪魔のような加害者との間に秘められた繋がりは・・・？
救いの無い陰鬱な雰囲気のままストーリーが進むのだが、特捜部Qで助手となったアサドのいい奴ぶりがほっこり要素だったな。
