キャトラーズ

特捜部Q 檻の中の女のキャトラーズのレビュー・感想・評価

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)
4.2
アマプラでも観れるぞ!ウソをつくな!!


デンマーク映画やドイツ映画にある
このどこか陰鬱な温度感と
無駄にBGMを使わないスマートさが
俺は大好きなんだ。

24時間苦虫噛み潰したような顔の男こと
主人公カール・マークが良過ぎる。
ブッキラボウで人のことなど考えない
だが真実を追求するためだけに直走る、
取り調べした女と一杯やろうと思うも断られ
家に帰ると義理の息子が爆音でSEXし
気を使い庭でタバコを吸うも
そのまま熟睡し
さらに気付かれず窓に鍵を閉められてしまう
それでも真実のために直走る、
度を超えた愚直漢に完全に惚れてしまった。

相棒アサドとの信頼関係がこれからどうなるのか
正直、酒を飲み交わすようなシーンは
全く観れそうではないが
「トゥルー・ディテクティブ」シーズン1の
コンビみたいな距離感でいて欲しい。

というかこのシリーズは
「トゥルー・ディテクティブ」シーズン1が
好きな人は絶対ハマるな。

デンマーク制作のサスペンスではお馴染みな
嫌〜な空気と事件の凄惨さが美味しい、
アサドのコーヒーはマズい、
そんな映画だった。
とりあえず次作が楽しみ。
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