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特捜部Q 檻の中の女のmagnoliaのレビュー・感想・評価

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)
3.8
AFD Q

これが始まりなんやね、観られてよかった
一貫して視聴者に媚びない陰鬱なトーン、からのラスト、問題山積のままにしかし微浮上する安堵感で、物語の粗目をぼかし、つい次回を期待する上手い構成。デンマークの言葉が何か心地よい響き。

"悪気ない"ことは、死の前で何の理由にもならない。命の代わりになるものは何もない。それでも、忘れるのではなく赦すこと、そのことが自分も周りをも救う、深海に落ちた気持ちを前向きに転換できる。おー、だから潜水艦か、今気が付いた。なるほどねー。

[ それでも、人間の善意を信じる、だから、笑えます ]
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