結婚4年目の夫婦、並木亮太郎と妻・文子の間には冷たい倦怠の空気が流れていた。ある日の日曜日の朝、2人はささいなことからいさかいを始め、亮太郎は出かけてしまう。夕方を迎え、文子が買い出しから…
>>続きを読む大恋愛の末に結婚をした岡本初之輔と三千代。慎ましい生活を送るなか、いつしか夫婦でぶつかりあうことも増えていた。そんなある日、家出をした姪の里子が東京からやってくる。彼女はその奔放な性格で、…
>>続きを読むOLの君子は母・悦子と2人暮らし。父は砂金探しに出かけ、10年間も戻らず、その土地で芸者上がりのお雪と子供をもうけていた。母の兄から父を連れ戻すよう頼まれた君子は、お雪に会うため信州へ。君…
>>続きを読む川崎で酒屋を営む森田家は、後妻で入った義母しげのもと、血は繋がらないものの誠実な長男・良一と妻ひろ子、戦災で足が不自由になってから意固地な長女・泰子、呑気な学生の次男・登の5人家族。ある日…
>>続きを読む新婚サラリーマン夫婦の葉室正己・明子は、方々から借金をして、二階建ての家を建てた。二階を貸して、借金の返済にあてようという計画だったが、間借り人たちは次々と問題を引き起こし、気弱な夫婦は、…
>>続きを読む太平洋戦争終結前夜のインドネシア・ジャワ島。日本兵の深見、武、野呂は脱走するが、野呂がマラリアに感染していたため、3人はスヘルマンの家にかくまわれる。その家の長女・サリヤは日本兵を嫌ってい…
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