毎日起きると姿形が変わるキム・ウジン。本来であれば29歳男性だが、女性にも、老人にも、子供にもなる。
設定から面白すぎて引き込まれた。ともすれば難病としてシリアスな話にもなりかねないけど、あくまでシリアスとポップな側面とを上手くバランス取っているから見やすい。
イスに会って話が展開するのは、やっぱりウジンが若いイケメンの時が多いけれど、個人的には女性同士のときに語らいあっているのが男女間とはまた違った親密さがあって好き。特に上野樹里の中性的な感じに一番ときめいた。
韓国の作品あるあるだけど、今回は家具職人といつこともあってインテリアが抜群にお洒落。
全体的に木の温もりのような柔らかい雰囲気が流れていて、とても好みの映画だった。
そしてイスかわいい…名前が日本語だと椅子になるから椅子あげたのかなとかつまらないことまで考えてしまう。
最後のイスがいろんな姿のウジンとハグ&キスするシーン、美しい。