寝るたびに顔や身体が別人になる男の恋物語。
こういうのは設定について、細部までこだわり抜くか大胆に省略するかの二択だと思うんだけど、言葉のくだりと父親のくだりでご都合主義が顕著に出ちゃってるなと思った。
言語でいうと、日本語を話せるくせに聞きとれないとなると、「話す」という行為＝顔・身体など外的（アウトサイド）に起因するもの、と定義していることになるがそんなはずない。役者に合わせたご都合主義だ。また、韓国にいるときは韓国人率が高いが、チェコだとチェコ語や英語になってる。そういうシステムなんですかね？笑
父親のくだりでいうと、つまりあきらかに遺伝なので精神科もいいけどそっちの原因究明の検査をすぐにしたほうがいいのでは。物語をより多層的に見せたいがゆえに、ご都合でつけ加えられてしまった設定だろう。
ちなみに、「どんな外見も気にしない」というアンチルッキズム的なものが主題なのだとすればだけど、おにいさん、イスさんに恋したの「一目惚れ」ですよね？笑
あと、濡れ場は例外なくイケメンのときでしたね。
