このレビューはネタバレを含みます
ネタバレや前知識一切なしで見た方が絶対面白い映画です。
平日の夜なのでサクッと見て寝ようと思って選んだつもりが私にはめちゃめちゃ刺さって泣いたし重かったーー
考えさせられる作品で夜更かししてしまったけど見てよかった。
以下、ネタバレです。だらだら書いてすみません。超ネタバレの長文です。
現実ではありえないファンタジーなのに、イスがウジンを傷つけないように頑張って少しずつメンタル病んで壊れるのがリアルで泣いた。
ウジン母、イスが安定剤をODして倒れた後に、ウジンに「(イスは)大丈夫よ。私もそうだった。あなたの父親もあなたと同じ病気だったのよ」
え!今まで黙ってたん…ひどすぎん?
ウジン、18歳の誕生日の朝、突然おっさんになってたやん?お母さんは何してたん?(ウジンの気持ちを思うと切なくて涙出た。驚くけど責めない優しいウジンにも涙。)
ウジン母に共感できずスコア減点。
ウジンの親友(『応答せよ』のイ・ドンフィ)のずーっと変わらない友情に感動。イ・ドンフィが絶妙な演技でさすがだった。
この映画、ここぞってときの俳優の配置(語彙力がなくて…配置って書いて本当にごめんなさい)が的確で良かった。
全部良かったけど最初が私の永遠の大好き未生のキム代理(キム・デミョン)で最高の掴みだったし、プロポーズとラブシーンもそれぞれ、あー、安定、安心の…だよね、だったし特にラストは声出た。
おおー!って鳥肌。
私が頭の中でふんわり思い描いていたウジンの元の顔、本来の姿とラストのイケメンで完全一致。誰よりもウジンで泣いた。
高校の制服を着てるウジンと親友2人の写真が見たかったけど…
敢えて過去の写真を一切出さなかった演出も正解なんだと思う。
知らないから想像する楽しみがあるし今みたいに余韻に浸れるのかも。
ウジン母と父のエピは別に要らんかった。
ウジン父が無駄に大物だったし、綺麗なウジン母とイケオジ父で都合良くできてた笑
エピローグが天才なドラマ見て泣いてるから厳しくなってるけど、この映画は感情の起伏が激しくて突然キレて大声で怒鳴る人も酔っ払いも暴力もなくて、豪華キャストの繊細な演技が堪能できるとっても贅沢な映画。