半兵衛

キートンのハイ・サインの半兵衛のレビュー・感想・評価

キートンのハイ・サイン(1921年製作の映画)
3.8
悠長なキートンがのんびりギャグをやっていくうちに人を殺そうとする悪党と出会いそこから要人暗殺とその要人を護衛する羽目になる人を食った展開もさることながら、アクションやギャグのテンポがどんどん早くなり終盤からくりに溢れた部屋のなかで繰り広げられる悪党退治のスピーディーかつゲームのような痛快な語り口が魅力に溢れていて楽しくなってくる一作。引っ張ると落とし穴が開く床の伏線の使用方法も完璧。

悪党グループの間抜けだけれど妙に癖になるポーズはちょっと真似をしたくなる。
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