ギャングとその標的との間で板挟みになってしまうキートン。
なんとかどちらもこなそうとするが…。
最大のみどころは家の中で身をかわし逃げるシーン。
キートンの特徴といえる超人的身体能力と、絶妙なタイミングによって見せられるやり取りが素晴らしい。
「文化生活一週間」にも見られるような家を利用したからくりは、初期のディズニーアニメーションのよう。
他のキートン作品と比べると、爆笑するほどの面白おかしさを感じないが、短い中で起承転結とまとまりながらもギャグがちゃんと随所にあるからやはりすごい。
ラストにちょっと驚かされるのも好き。