ささきです

はじまりへの旅のささきですのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.2
とてもいい映画…!
人間じゃなくて「人とは」をギュギュッと詰め込んだお話に感じたな。
たくさん戻して感動しながら見てしまった…!

序盤の急に家族セッションが始まって音楽で個性を表現しあうとこ、よき🥺…ってなった

論理的なのに感情的で、虚ろな人の気持ちとか自由な意思を尊重しようとする姿勢とか、自身を顧ようとするのが垣間見えることも、
ボウの嘘を咎めるベンも嘘をついたり、完璧じゃないことも許してもらえてるような気持ちになった。

仏教だけど仏教とは違うレスリーの想いとかもまたよしだし、死者がこんなに貴重で美しく見えた映画は初めてかもしれん。
ただ正しくあろうとする意志の強さ、人の志を軽んじないで、一人ひとりの自由な想いを尊重しようとする姿勢がアメリカっぽい、ニューヨークっぽいおはなしだなと思った。
アメリカの映画は無理矢理ハッピーにしようとしてたり、心底暗い雰囲気だったりする作品が多いけど、これはリアルでとても良かった。

わたしは始終ベンに同意してたけど、いったん物語から距離をおくとどちらが異質なのかわからなくなるのもまた一興。。

とかいってめっちゃ書いちゃったけども、
映画の作り方も見方もシロウトだしよくわからないけど構成も音楽もキャストさんの演技もただただよくて、希望を感じるおはなしだた!

逃げない羊を射れないことは本当の優しさと強さかもしれないと思えましたな。
自分の意思がこんなにも周りに尊重してもらえるなら、ブレても迷っても自分に嘘をつかないで、でも思い込みもちゃんと疑いながら行動していきたいなと。
いろんな見解があると思うけど、わたしはベンの子供になってみたいとおもう。
無知は罪なり、知は虚空なり、英知あるもの英雄なり!

酔っ払ってるし、うをーってなってるから
文章多分めちゃくちゃだけど、
ただただよかった!
思い悩んだら、また見たいとおもう!