首塔えい

悪魔の存在を証明した男の首塔えいのレビュー・感想・評価

悪魔の存在を証明した男(2014年製作の映画)
2.4
占いを信じた妻が事故死した事で
神を信じられなくなった男が
悪魔召喚的な儀式を試して
超常的存在の実在を暴こうとする話。

家中にカメラを設置してのモキュメンタリー形式で、
撮影はまあまあだが急に爆音でビビらす演出が嫌。
後半は割といつもの憑依モノ感でダレた。

そもそもの動機が悲しすぎるのもあって
旦那さんが終始哀れ。
薬物を使った実験とかも試すから、
そら普通に狂うやろとは思うものの、
徐々にこう自分がおかしいのか
マジで悪魔が憑依してるのか
自分でも分からなくなってく過程は
そこそこ面白いかも。
それはそうと
ジャンプスケアの音がデカすぎて殺意湧く。

ぶっちゃけそんなに怖くはない。
娘の面倒見てくれてる若い女の子
(ベビーシッター?)の就寝中ベッドに侵入して
パンティに手を滑らせ…た途端
自分にカメラ向けて悪魔のドヤ顔は笑うトコか?
ってなったし、一人芝居よく頑張ったね…って感じ。
俳優さんがイマイチなのか、演出が微妙なのか…両方?

とにかくクソデカ爆音でビビらそうという
バカの一つ覚えみたいな演出方針がダメすぎた。
しかも意味不明でなタイミングで鳴らすし。
音ないほうが雰囲気出てたトコもあると思う。
首塔えい

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