ウィンプスハンター

クリード チャンプを継ぐ男のウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

4.4
《伝説の血と伝説の指導》

『ロッキー』シリーズは親が好きで、
昔『ロッキー・ザ・ファイナル』公開時に自分も行こうと思って4ぐらいまで見返して、劇場で観ました。
世代じゃない自分にも刺さり、感動しました。

で、クリードはあんまり興味持たなかったです。
ただ何度か評判は聞いていて観なきゃなぁとは思ってました。

で、ようやく観たと言う感じですが…

…いやぁ、アチィです。
激アチでございました。

続編でも、
リメイクでも、
リブートでもない。
リスタートって感じですかね。

かつてのロッキーのライバルアポロの息子のアドニス。
彼も父と同じようにボクサーになる、
そして鍛えるのがロッキー。

もうあらすじからアチィ。
かつてのライバルの息子を鍛える。
そうです、孫悟飯をピッコロが鍛えたあの熱さ。

基本は『ロッキー』でやって来たことをベースに現代版にアップデートさせた感じです。

色んな人間の色んな思いがつまったままラストの試合のシーンに行くのですが、
もうここがすごかった。
音で反応して泣くってあんまりしたことない経験でした。
名作だから出来るあの技に見事泣かされました。

MCUファンとして、
監督と主演が『ブラックパンサー』コンビ、
ヒロインが『マイティ・ソー』のヴァルキリーだったのが嬉しかった。
あ、スタローンも何気に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出てるか!