不朽の名作であるロッキーの正統続編。
あまりに完璧でリスペクトに溢れた作品で、劇場で見れて本当に良かったと思う。
ロッキー1作目から約40年、その魂はロッキーのライバルであり親友のアポロ・クリードの息子に受け継がれる、、、な映画。
「俺は過ちじゃない」
この一言にロッキーイズムがつまっている。アドニスはロッキー1のロッキーと同じように、勝ち負けではなく、己の証明の為にリングに上がる。非嫡出子で施設で育ち、メディアからも親の七光、クリード家の過ちと誹られるアドニスが自身を証明する為に戦う姿は胸を打つ。
単純にロッキーがアドニスを導いていくという構図ではなく、ロッキーはロッキーで病気と戦うというのがロッキーらしい。お互いがお互いをフォローし合い困難に立ち向かうというのは古臭くも色褪せないテーマなんだよな。
最後の2人でフィアデルフィア美術館のロッキーステップを登っていくシーンが最高!