TERUTERU

クリード チャンプを継ぐ男のTERUTERUのレビュー・感想・評価

4.2

[ Creed / クリード チャンプを継ぐ男 ]


ミットの音が鳴り響く、
自分だけの伝説を作る為に
その名にかけて打ち続ける


Build your own legendary.

自分だけの伝説を作って

___________________________________

ロッキーシリーズから新章!!

『 クリード 』

とにかく熱い、熱く闘志が煮えたぎる🔥

1作目にして最高のスタート!!
今回の主役はロッキーのライバル、そしてアポロの息子「アドニス」!!🥊
演じる“マイケル・B・ジョーダン"のリング上の顔は鋭く相手にすると怖いが、日常シーンの時折見せる笑顔は曇った世界を照らすかのようなイケメンやん。

そして、
彼がチャンプを目指す為に指導するのはあのイタリアの種馬!!!🐎
「ロッキー・バルボア」!!!🥊
もちろん主演は“シルヴェスター・スタローン”
お爺ちゃんになったなと思うが俳優としての存在感はもはやある意味でチャンピオン。
癌になるのは悲しいが、闘病に戦うロッキーにリング上で戦うクリードの人生の過酷さを描く中でたった一握りの勝敗がとても美しく描かれている。涙無くしてはいられない一作目ですね。


まるで一言一句が名言のように聞こえるロッキーとクリードの掛け合い。
なかでも2つ、
1つはロッキーが癌とわかって諦めていた時にアドニスから励まされ闘病に立ち向かう時のこと。

「アポロにはミッキーが死んだとき、助けてもらった恩がある。だが、お前はそれ以上に…また闘うことを教えてくれた」

受け継がれていく中でも、更にレジェンドへ立ち上がらせた事、巡って巡って闘志とは燃やされるのだと。
半ばこんな関係は実際にはあり得ない事かもしれない、でもキッカケはどこにあるかわからない…人生のライバルからの最高のアドバイスなのでしょう。教訓になる。


もう1つは、
「人生ほど重いパンチはない。だが大切なのは、どんなに強く打ちのめされてもこらえて前に進み続けることだ」

痛いから逃げても進む事のできない人生。
そんな世の中へ真っ向から勝負していくこそ人生なのだと。
そして達成して人生を振り向いた時、その雲ひとつない清々しさは気持ちいのだろう。
だから目の前の苦しみから逃げない、全力で戦い目を背けない。
ミスマッチなんてない自分の強さを追い求める最高の映画であり、生きていく中での教訓ムービーだ。


1作目にして最高の続編。
最終決戦、ロッキーのテーマソングが流れた所は本当に涙流して応援した程良かった(TT)🌊
新作の3作目が気になる所、どんな成長を遂げてるか楽しみだ✨


2023
TERUTERU

TERUTERU