たけ

クリード チャンプを継ぐ男のたけのレビュー・感想・評価

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シルヴェスター・スタローンが演じた「ロッキー」シリーズのロッキーが、ライバルのアポロ・クリードの息子と再びボクシングの世界に身を投じるさまを描いた話題作。

ロッキーの番外編という位置付けかと思いきや、内容はほぼロッキー。これは、シリーズの第7作目と言える内容です。アポロの息子の物語ではありますが、ロッキーのその後の人生もしっかり描かれており、物語により一層の深みが出ています。

ロッキーの台詞というのは、僕たちが立ち向かっていく人生において、ピンチから這い上がる勇気や力を与えてくれます。今作ではすっかり歳をとってしまったロッキーが登場しますが、年齢を重ねたことでこれまで以上に台詞に重みや説得力が増しているように感じました。クリードが鏡の前でシャドーするシーンは必見。特におっさんは目頭が熱くなる映画。間違いなく傑作です。
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