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クリード チャンプを継ぐ男のIのレビュー・感想・評価

3.6
「アメリカンフィクション(2023)」を観てライアン・クーグラーのことを気に掛けた。「アメリカン〜」が皮肉ってたような作風(実話ベースではあるが)の「フルートベール駅で(2013)」でデビューを飾り、スターダムを駆け上がった今まさに旬な映画作家こそライアン・クーグラーだから。
ということで本作を観てみたけど、ステレオタイプな黒人の話ではなく「家族」の話だった。逆トップガンでもある。証券マンを辞めて好きなボクシングに打ち込み世界チャンプを目指す。それだけ聞けばもう人種の話なんて関係ないよね。
失った父親と最強の師匠と最愛の恋人。こんな調味料あったら面白くならないことはない。話はシンプルだけど。
「ロッキー」シリーズもほとんど観てなくてもスポ根映画として楽しめます。
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