ってゆーか、これ”ロッキーじゃん”、俺の大好きな。
ロッキー7と言って過言ではない。
これ、なんでこんなに公開館数がすくねーのか意味わかんねーんだけど。。。
2時間半一個も退屈なシーンがないんですけど。。。。
アドニスが、ボクサーとして成長していくシーンが、縄跳びの飛び方がうまくなっていくというだけで表現される時間の流れとか、小さな演出でセリフなしでちゃんと表現されている。
随所にロッキーが辿ってきた道(生卵&肉はたたかない)は、いつの時代も変わらないシンプルでかつ王道のシークエンスだし、撮影技術の進歩による超絶長回しとかは、ボクシング映画の新たなる地平だし。
キャスティングでプロボクサーやプロのスタッフを入れるのは、リアリティとしてのクオリティを上げている。
何よりも今のロッキーを正しく演じきったスタローンは素晴らしい。
エクスペンタブルズのスタローンも好きなんだけど、リアルで時の流れで正しい”老い”を表現・演出したのは、素晴らしい。
40年たった今のロッキーが、伝説である理由もないし、ロッキーを観て育った
若い世代の監督にバトンを渡して、〇〇の息子を育てるなんてロッキー・バルボアは最高の歳の重ね方じゃないか!
ロッキーファンであれば、10分に1回熱いものが込み上げてくる。
あのテーマが最もいい場面で来たら間違いなく親指が立つ!
というわけで、公開時期に恵まれてないけど、これは観て良かった!と言える1作。