"世間が何よ。私が見てるのは100%あなただけ"
"覚悟ができてる。だから後悔のないよう好きなことをやる。みんなそうなんじゃない?"
【STORY】
父がロッキーのライバルだったアポロと知らずに育ち、母を早く亡くして荒れた少年時代を過ごしていたドニーは、亡きアポロの元妻メアリー・アンの元で育ち、会社員にもなるが、やはりボクサーの血に導かれ、ロッキーがいる街を訪ねる。
【REVIEW】
新作に向けて。2作目の時以来の鑑賞。
『ロッキー』へのリスペクトと憧れを素直に映画にしたような今作の空気感と、ロッキーを訪ねてひたむきに夢を目指すドニーの姿勢が見事にマッチしているのが心地良い、正統派スピンオフ。『ロッキー』が”その道しかない”タイプの不器用な男性を描いたとのは異なり、学もあり優秀な会社員にもなれたドニーが血に導かれて”その道を選ぶ”というのが今作の持ち味だし、だからこそなりふり構わず強くなる覚悟がかっこいい。
父アポロと会ったことがないドニーは、強くてかっこいいけどどこか孤独な弱々しさも持ち合わせていて、そういう強さと弱さや迷いを持ち合わせたキャラクターを演じるマイケル・B・ジョーダンが演技も鍛え抜かれた体もお見事すぎる。ロッキーがそんなドニーの父親代わりのような存在になっていき、ボクシングだけでなく人としてあるべき姿勢に導いていくのが見ていてグッとくるポイントだし、テッサ・トンプソン演じる恋人ビアンカの頼れる風格もまた良い。
ルドヴィグ・ゴランソンの打ち込みも多いながらロッキーのテーマにもどこか通ずる部分を感じる、熱く燃え上がるようなサントラ、気分が高まるなぁ…。
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観た回数:2回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点85pt/100pt 星換算★★★★4.3
95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級
《基本点》
コンセプト 86pt/100pt✨
原作・実話 --pt/100pt
設定・起点 90pt/100pt✨✨
脚本・展開 80pt/100pt✨
テンポ感 83pt/100pt✨
編集カット 70pt/100pt
心に来る度 79pt/100pt
後味残る度 70pt/100pt
撮影構図 68pt/100pt
カメラ動作 85pt/100pt✨
固有の演出 62pt/100pt
言葉選び 80pt/100pt✨
映像美 --pt/100pt
視覚効果 --pt/100pt
美術 80pt/100pt✨
キャスト 87pt/100pt✨
演技 87pt/100pt✨
顔芸レベル --pt/100pt
キャラデザ 80pt/100pt✨
衣装 79pt/100pt
メイク等 79pt/100pt
音響・録音 70pt/100pt
サントラ 80pt/100pt✨
歌曲 --pt/100pt
主題歌 --pt/100pt
《ジャンル点》
ヴィラン -pt/100pt
アクション 80pt/100pt✨
歌唱力 -pt/100pt
ダンス -pt/100pt
肉体美 -pt/100pt
ミステリー -pt/100pt
サスペンス -pt/100pt
コメディ -pt/100pt
ファミリー -pt/100pt
カワイイ -pt/100pt
ビックリ -pt/100pt
ゾワゾワ -pt/100pt
胸糞悪さ -pt/100pt