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山の音のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

山の音(1954年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

ラスト。スクリーンのこちら側の観客の感想のような事をスクリーンの向こう側の山村に語らせる。それに対して作り手のカメラマンのようなビスタがどうとかというセリフを原節子に言わせる。この瞬間のメタさ。は凄い。原節子でしか成立しない。原節子そのものでしかない。自分はひっくり返ったが小津はどう思ったのだろう。反則というかもはや前衛映画だ。
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