いやよセブン

山の音のいやよセブンのレビュー・感想・評価

山の音(1954年製作の映画)
5.0
嫁(原節子)を可愛がる義父(山村聡)だが、頭が痛いのは息子(上原謙)が外に女を作っていること。
更に、娘が夫婦喧嘩の果てに子供たちを連れて実家に転がり込んできた。
嫌みの多い小姑だが、嫁は子供がいないためか文句を言わない。
嫁はうすうす感じながらもじっと耐えており、息子を詰問しても冷たい返事ばかり。
仕方なく、息子の女のところへ直に乗り込むことにしたのだが…。
原節子は可哀想な嫁だが、義父にたいする愛情もきめ細かく演じている。