ろまらん

山の音のろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

山の音(1954年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「お父様お帰りなさいませ」から始まる鎌倉物語。綺麗なおうち。鎌倉行きたい。
太陽みたいな明るいお嫁さん、お義父さんが好きになるのも仕方ない。お互い優しい心遣いで大切にしてくれるから大切にする。お義母さんも鷹揚。能面と鼻血。
時代にしてもお父さんの秘書も誘うフィリップ様に唖然。屈折した思いはあっても金子信雄と「女ってやつはー」みたいなこと言ってたのにはさすがに切れました。
静かでもきっぱり前向きに終わる成瀬巳喜男が嬉しい。普遍的な人間の心理を繊細に描く力量に🇫🇷でも人気の理由がよくわかる。
晴れ晴れする終わりに「ビスタって何だい。」
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