かめの

山の音のかめののレビュー・感想・評価

山の音(1954年製作の映画)
3.5
川端の原作が成瀬監督で映画化されていたので、鑑賞。原節子の美しさが菊子にぴったりですね。主人公の汚れというような感情がなくなって、綺麗な世界になっており、原作とは異なる魅力を発揮していましたね。でも菊子が能のお面をつけて泣く場面がないのは頂けない。非常に大切。でも主人公の汚れが反映されていないことから、そんな生々しいシーンはいらなかったのかな。
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