たてぃ

イマジンのたてぃのレビュー・感想・評価

イマジン(2012年製作の映画)
4.4
視覚障がい者の人って歩くことだけでもこんなに大変なのか…と理解するうえではとても良い作品でした。聴覚、嗅覚、触覚をフルに使ってタイトルのとおり「イマジン(想像)」をして彼らは生きているんだと…

視覚障がい者のための診療所に赴任してきた先生が主人公。彼も視覚障がい者だが杖を持たずに歩き、斬新的な手法で生徒に教える。生徒からは気に入られるも診療所の人たちからは「かなり危険」と見られ…

見所はやはり「街を歩く」シーンですね。歩道だけでなく、車道を渡る、お店に入る、港を歩いたり…最初の方は「ヘェ〜、耳と鼻と足の触覚を使って歩くのか」と頷き、そして見てるうちに感情移入し、最後は「危ない!止まって!」といつの間にかこっちがヒヤヒヤしたりして…

ポーランド映画で舞台がポルトガルのリスボンって自分にとっては最高の組み合わせです。それにリスボンの路面電車も出てきて。私もリスボンに
訪れた際に乗ったので思い出深いんです…♪( ´▽`)本当に情緒溢れる乗り物ですよね、路面電車は…(^_^;)
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