ロマン・デュリスの女装が観たさに。小柄だと思ってたけど女装するとやっぱりゴツい。笑
LGBTQものの中でもかなり複雑な心情が描かれてて面白かった。
クレールは亡くなった親友ローラの夫ダヴィッドが、女装をしているのを見てしまう。それ以降、2人はお互いローラへの喪失感を抱えながら繋がっていく。
↓以下、勝手な解釈。
クレールは元来レズビアンで親友ローラを密かに愛していたはず。夫がいるからバイセクシャルだけど、夫を本当に愛しているようには見えなかったな。
クレールは女装したダヴィッドに、亡くなったローラを重ね、好きになったのだと思う。ローラを裏切りたくない気持ちから男性のダヴィッドとはエッチしなかった。それは私にはレズビアンへの目覚めに思えた。原作が読んでみたくなりました。
セクシュアリティというものが、いかに繊細で複雑だってことがよくわかった。女装が病気とされてしまってたのは80年代の原作だからかな。
ラストは観る側に委ねられ悶々とする。オゾン監督、うまいな〜。
✴︎のんchanありがとう✴︎