2023年5月7日
『彼は秘密の女ともだち』 2014年ﾌﾗﾝｽ制作
監督、フランソワ・オゾン。
この監督さんの『苦い涙』が６月２日から上映予定のようだ。
フランス。
ローラとクレールは７歳の時からの友達だった。
共に青春時代を過ごし、それぞれ結婚をしたが、ローラは
病気で、一人娘リュシーを残し亡くなる。
クレールは夫のジルの勧めで、リュシーの事を心配し、
亡きローラの家に行くのだが、そこで、残されたローラの
夫ダヴィットの女装姿を見てしまう。
観終わって・・・
クレールの夫、ジルはどうなる？
良き夫じゃないか。
私は、ジルの事を心配する。
女装癖。
ダヴィットの唯一の趣味で、女装をしていれば気持ちが
なごむのであれば、いいのではないかとは思うが。
まつげがどうの、眉の形がどうの、口紅が・・・
服は？ 靴は？ パンストは？ってダヴィットはとても
外見のおしゃれに気を使っているけれど、青い顎の、
ひげの跡がくっきり残っている上に化粧をしても、変だ。
その顎ばかりを見てしまう。気になる。
鏡を見ても、ダヴィットが良い良いと思うのであれば、
それでいいんだろうね。
主人公のクレールは、ジルという良き夫がいるのに、
ダヴィットへ傾倒した？
その気持ちが今一つ理解できないけれど、なんでかなあ？
ずっと、ローラとクレールは一緒にいたから、女性同士
の方が安心感があるのかしら？？
男性の女性化、そして女装した男性との恋愛？
なんか、性倒錯した気持ち。
不思議な園。
