とし

人造人間13号のとしのレビュー・感想・評価

人造人間13号(2013年製作の映画)
3.0
ゾンビ系のホラー映画です。ゾンビ物によくある事なのですが、勿論今作も低予算で製作されています。

メグ達6人の学生が、寂れた森にやって来る。そこで、設置された死体を科学的に検証する実施試験があるのだ。試験が進む中、雑用係のラリーが設置されている死体が用意されていた数より1体多い事に気付く。そしてその死体はやがて獲物を求め活動を開始するのだった…という内容ですね。

スタート直後から、連絡用トランシーバーを壊したり、その地が呪われた場所であると噂が出たり…。フラグ立ちまくりです。挙げ句の果てに、軍が怪しげな実験をしていたとくれば、もう死体が動かないハズがありませんね!学生は存分に襲われてくれます。スプラッター度はそれ程酷くもないですが、食事をしながら観るのはやめた方が良いかもですねぇ。私は焼肉しながらだったので、相性最悪でした…。

今作のゾンビは、軍の実験が元なので…やたら元気。全力疾走なんて、余裕でしちゃいます。そしてゾンビ系に襲われた人も、ゾンビ映画あるあるでゾンビとして復活して襲う側になるんですけどね。あれだけ手足や臓器を食べられたのに、ゾンビになったら元気に動けるんだな、オイ!

ゾンビ、人を襲って食べてなんだけど…でも途中で食べるのやめちゃうし。彼ら、思ったより小食なんでしょうね。それとも、獲物がそんなに美味しく無かったのかな?よくよく考えたら、生きてない…食べたものを消化する訳じゃ無いんだし、食べた物は何処に行くんだ?!ゾンビ映画の最大の謎ですよね…。
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