ぶみ

ドライブ・ハードのぶみのレビュー・感想・評価

ドライブ・ハード(2014年製作の映画)
2.5
ブライアン・トレンチャード=スミス監督、ジョン・キューザック、トーマス・ジェーン主演によるアクション。
元レーサーで今は運転教習所の教官であるロバーツが、強盗犯ケラーの人質となり逃走劇を繰り広げる姿を描く。
ステアリングを握らせたら元レーサーの血が騒ぐロバーツをジェーン、謎めいた強盗犯ケラーをキューザックが演じており、この二人のバディものとしてコメディタッチで物語は展開。
冒頭、オーストラリアゴールドコーストの街中で繰り広げられるヒュンダイゲッツをベースとした教習車のカーチェイスにテンションが上がったものの、そこがピーク。
以降、フォードファルコンやフォードマスタングと、乗るクルマはステップアップするも、ただ走るだけでカーアクションは皆無であるとともに、合成感溢れる車内シーンに興醒め。
そして、肝心の物語も、サスペンスとしてもコメディとしても中途半端で面白くないという残念な結果に。
名車を使った凸凹コンビの逃走劇とくれば、どう転んでも面白くなるはずなのだが、中盤からの失速具合に、なんでこうなった、と思わず言いたくなる凡作。

ダンスは得意か??
ぶみ

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