素潜り旬

あえかなる部屋 内藤礼と、光たちの素潜り旬のレビュー・感想・評価

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ひとりの作家を追うドキュメンタリーから劇的に変わる瞬間、作家性を失い、市井の人が現れた時の陳腐な喋り(CM撮影が行われている)には、もう引き返せないどうにもならなさがあり、その諦観が徐々に本当のことへと向かい、内藤礼に肉薄する。周到に用意された結末と、組み込まれた「生とはなにか」には、継ぎ目が存在している。
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