サラダチキン

アリスのままでのサラダチキンのネタバレレビュー・内容・結末

アリスのままで(2014年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

170716

人生のものさしを何で推し量るのか
「私は常に知性によって自己規定してきた」

大概の人が、自分の成長を感じる時が生きていると感じると思う。
何か知識を得たり、新しいものが買えたり、誰かを喜ばせたり、認められたり

承認欲求でも自己実現でも
その生を感じるための欲求が決して満たされない病気にかかった時、日々何かを失っていくなかで
どうやって自分を保つのか

ここ2、3年の疑問。


答えるに、その病になったらもはや生きるも死ぬも考えていないただの屍なのではないか。と
酷やがこれが自分の暫定的な考え。

この前、特別養護老人ホームへ行った。

様々な段階の認知症の人を見て思った。

途中までは、失っていくという感覚、覚えられない感覚があるが
最後は、自分から何も発しない姿を見て、以上のように思わざるを得なかった。

自分ならどうするか、少し考えが進んだ映画であった。





にしても音楽とスピーチとバタフライフォルダに完全にやられてしまった。
サラダチキン

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