まちなか

ボーダーラインのまちなかのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
5.0
#8 『ボーダーライン』
※再鑑賞

オールタイムベスト★★★★★

初めて観た時は度肝を抜かれた。
無駄のない脚本、麻薬カルテルのリアル、キャラクターの描き方、シリアスな戦闘シーン。

その全てがハイレベルで洗練されていた。

信じてきた正義が通用しない現実に
戸惑い苦しむ、
主演のエミリーブラントの演技の繊細さが際立つ。

そのエミリーを支える
ジョシュ・ブローリン、ベニチオデルトロの語らずとも全身で役を体現する素晴らしいパフォーマンス。

その全てが恐ろしく、
引き込まれていきます。
エンドロールが流れていても目線はずっとスクリーン。
終わったけど終わってない感覚。
この世界をずっと見ていたい。

そう思えた稀有な作品です。
文句なしの5.0
まちなか

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