なかもと

ボーダーラインのなかもとのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.7
アリゾナ州チャンドラー
FBIは誘拐事件の容疑者所有の建物に人質救助として突撃し、容疑者2名を確保、発砲してきた1名を射殺した。
チームリーダーのケイトと同僚のレジーは、人質が発見できず任務終了かと思われたが、壁の中や廊下から生き埋めにされた35名以上の人質とみられる遺体を発見する。
建物付近を捜索していた警官2名が、仕掛けられていた爆弾により死亡するなど、惨劇を目の当たりにする。
任務で探していた人たちでは無かったが、その殺害方法はソノラと呼ばれる麻薬組織(カルテル)の手口だった。
建物の所有者はメキシコのカルテルとの繋がりがあり、ソノラカルテルの幹部でアメリカでのソノラのボスと言われていた。
ケイトは上司の推薦により、国防総省のマット・グレイヴァー率いるチームと謎のメキシコ人アレハンドロとで、今回の誘拐事件の主犯とされる麻薬カルテルのマニュエル・ディアスの捜索へと派遣される。

【感想】
まじで日本人で良かったと思える作品でした。
映画を観て、食事をして、遊んだりお喋りをしたり。
そこには銃声は聞こえないし、死体も転がっていない。
銃に怯えて眠れない夜を過ごすこともない。
ただ住んでいる国と地域が違うだけで、平和の重さがこれほどまでに違うのか。と、驚愕でした。
内容は、主人公とされるケイトが極秘任務とはいえ、何も教えて貰えず、ただついてこいという指示だけで全貌が明らかにならないもどかしさにリンクしてしまいます。
何のこっちゃ途中まで「うん?どゆこと?」と置いてけぼりを食らいます。
分からなくなったら、一時停止してwiki先生の元へ行っちゃうのも良いと思います。
ただ一つ疑問が…。
主人公ってケイトで良いんですよね?
アレハンドロの存在が大きすぎて混乱しちゃいます。
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