このレビューはネタバレを含みます
善悪のボーダーライン(境界線)はあるのか。
これ、ベニチオ•ベル•トロが主人公ですよね?かっこよすぎるよ。
麻薬カルテルを潰そうとする側と対抗する側、一切の容赦がない。と言うかめちゃくちゃエグい方法で相手を威嚇する。
そこに私怨も入ってもうグチャグチャに。
やる気満々だった優秀な捜査官エミリーさんも最後にはもう抜け殻のよう。そらそうだわね。
ここまで社会に蔓延ってしまったら、例えボスを捕まえても他の組織が台頭してイタチごっこになりそう。
現実もこれに近いとしたら、いったいどんな解決策があるのか暗澹たる気持ちになる。
メキシコの美しい風景と低音で響く音楽が後に残った。