栗林55

ボーダーラインの栗林55のレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.6
【美しい映像・無駄のない台詞演出で、重々淡々と進んでいく大人な映画。これは善か?善ならどうする?私は善か?】


ドゥニ監督は三作目。
流石にバカな僕でも、魅力の一つには気付きましたよ✌️
それは、圧倒的な映像美&センス✨
そして、緊迫感を煽る重低音🎶
…二つじゃねえか…バカ😳

テーマは、
アメリカとメキシコのボーダーラインで繰り広げられる事件において、
善悪のボーダーラインを問いかける、というもの

ただ、個人的な感じ方としては、
善悪の境界が危ぶむ…みたいな感覚は案外薄かったです🤔

そういう要素は勿論あるんですが、おそらく僕の感性が未熟なので、心に響くまではいかなかったです。でも、ストーリー性があり、各キャラクター性もしっかりしているため、間接的にも訴えかけられている作品やと思うので、響く人にはぐわ〜〜っと響くと思います😌

むしろ、ヤクに対する異常な執念をもった警察官の物語として、見応え抜群でした。終盤怒涛の緊迫感で衝撃的な展開には、目ん玉くまだまさし😳
どれを正義と呼ぶのか。
正義のもと行動してる人には尚更響くかと。

死生観にも片足突っ込むかな🤔
死には死を持って償うか。死は償いとして正しいのか。正しいってなにか。
自分は正義のためには死ねるのか…

はい、重たい!😂
反芻要素は十分な作品です👍


最近、ただでさえ回らない頭が、より一層回らなくなってるので、吹替で観ることが多いんですけど、今作は字幕の方が良いんではないかと勝手に思って字幕鑑賞💪

エミリー・ブラントは適所でしたね✨
彼女はこういう正義感&憂鬱感の役がほんと似合う‼︎👏幸薄そうで、妙に色気を感じちゃう🫣

ベチニオ・デル・トロがもう、ね。
ヤベーっす。あの感じ、怖すぎる。逃げ場を潰される緊迫感😨

相棒役として、『NOPE』のカルーヤもすごく良かった!正義感もキャラ感もちょうど良かった😁



くまだまさしが前説を担当する番組といえば……
そう!M-1グランプリ‼︎✨
決勝進出者が決まりましたね〜🙌
割と名前の知れてるコンビの方が多いのではないでしょうか⁉︎上がってきてめっちゃ嬉しい方もいれば、落ちて残念な方も…
リベンジ達成なのか、シンデレラストーリーが起こるのか、はたまた下剋上を巻き起こすのか……
ということで、そろそろ勝手にM-1企画レビューさせてもらいます😆
栗林55

栗林55