やっぱりドゥニヴィルヌーヴ
凄い監督
わりとアクション多いかと思ったけど、
けっこう静かに進む
メキシコの麻薬カルテルに潜入捜査するというシンプルなストーリー
だけど、蓋を開けてみれば潜入する側も
法も秩序もないやり方で取り締まる
過去にアレハンドロが奥さんと娘を
組織に殺され、その復讐のために
カルテルを捜査していたことがクライマックスで暴かれる
主人公のケイトは、なおそうとするが
ここではそんなもの通用しない
途中サッカー少年とお母さんが出てくるから、多分カルテルの関係者なんだろうなと思ったら案の定
お父さんは組織の部下かと思ったら、まさかの麻薬を運ぶ汚職警官だったんだね
エミリーブラント、ダニエルカルーヤ、
ジョシュブローリン、ベニチオデルトロ、ジョンバーンサル キャストだけで豪華すぎる
ほぼほぼベニチオデルトロでもってる映画だけどね
でも、実際にあるんだろうなこういうこと
ある意味社会問題だね
ラスト、子どもたちがサッカーの試合をしてるところに、銃声が聞こえるところが全てを物語ってる
ほんとにこの映画のタイトル、
ボーダーラインのごとく、善と悪の境がわからないね
凄く暗くて重いテーマの映画だった
