乾いた大地と乾いた暴力に、潰れたように歪む音楽がカッコイイ!
序盤は最近流行りの「メキシコヤバいモノ」で、次第に“毒を制する”側もヤバいということが分かっていく。女性の主人公が両者に終始振り回される…
ベネチオ・デル・トロが最高。特に前半はかなりグロいシーンもあるが、その残酷さが当たり前にある世界で法秩序に意味があるのかと問いかける話。話も面白いし、映像もいい。ただ、特に何か起こりそうなシーンでの…
>>続きを読む正義の名の元に戦争をし、麻薬カルテルの利益を奪うためにマリファナを合法化、移民、難民はぶっ殺せという気が振り切れた奴が支持を得る。
正論や正義を振りかざす奴は結局、自分で考えることを放棄しているだ…
大義のために正義を捨てるのか?
強い信念で正義を貫こうとするあまり、気が付かないうちに度を超して悪に転換する。
誰もが悪になり得る。
エミリー・ブラントとベニチオ・デル・トロの演技と銃声等の音が物凄…
アカデミー賞で作曲賞、音響編集賞にノミネートされるのも納得。音のあて方が本当に印象的で耳に残る。重苦しくありながら、一定の緊張感を常に持てる。作品自体も冒頭からインパクトのある演出で、最後の瞬間まで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
メキシコ麻薬カルテルの実態に迫る良作。
約2時間、終始重低音が響き緊張感が持続する。誰が敵かが分からない恐怖も相まってますます気が抜けない。
謎のコロンビア人アレハンドロ役演じるベニチオ・デル・…
海外では数ヶ月前にBD発売…
と思ったつかの間日本公開が決まってしまった。
まだ構想中ですが、もう続編の案があるんだそうで。
邦題のボーダーラインは、メキシコとアメリカの国境という意味と、善悪のラ…
国境の町で繰り広げられる、アメリカ政府によるメキシコ麻薬組織の殲滅を描いた作品。
邦題「ボーダーライン」は国境を意味するが、本作品では善悪の境界を示している。
題名としてはいささかインパクトに欠け…
冒頭のシーンから引き込まれ、暗く抑揚のない展開ながら最後まで目が離せない。
派手な銃撃戦はないけど、国境付近の渋滞でいつ襲撃してくるか分からない中、素早く展開する特殊部隊とカルテルの銃撃戦は緊張感…
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