カナダ人の青年がコロンビア女性と恋に落ちるが、そんな彼を向かい入れた彼女の叔父は麻薬王のエスコバルだった…
見るからに悪な顔してるベネチオ・デル・トロが見事なエスコバルを演じてて、むしろエスコバルが彼に乗り移ってるんじゃないかと思うくらい恐怖心を煽られて、とっても見応えあった。
カナダ人の青年を演じるジョシュ・ハッチャーソンも、見た目そのまんまのどことなく頼りなさそうで騙されそうな感じを上手く演じててハマリ役だった。
ということでとにかく配役がいい。
どこまでこの純粋な青年は悪事に手を染めていくのか?果たしてエスコバルの信頼を勝ち取ることができるのか?そして最終的にこの泥沼から抜け出すことはできるのか?
この心理戦と駆け引きを見ているのがとてもスリリングで、グイッと映画の世界に吸い込まれた。また見たくなってきた。